2019年06月15日
VFCM4インナーバレル交換 ~初速のばらつき低減を狙って~
皆さんこんにちは。
前回の記事を最後にもう一生このブログを更新することはないんじゃないか思っていました。
が、気が向いたのでぼちぼち更新していこうかなと思います。
実は更新が止まっている間も、エアガンいじりは続けていまして、Twitterをやって、やっぱりやめてみたり、新しい銃を買っては手放してみたりしていました。

月間 AR-15を作るの方は やる気ゼロです。(月間の文字を削除しないと誰かから叱られそう) 照準器やフォアグリップを除きアッパーの部品は全て揃ったので、気が向いたら組み立ててみようかな と思ってます。
さて、VFC M4 のインナーバレル交換の話をしていきます。
VFC M4のマガジンを去年の夏に新型にリプレイスしました。
新型ではマガジンのガスケットの形状変更とガスルートの流路などの見直しがなされています。ガスの圧力の損失が少なくなるように工夫がなされています。

新マガジンでは銃の初速が高くなってしまい、ノズルのバルブスプリングのカットで対応しました。しかし、射撃をするごとに初速が大きく減衰するようになってしまいました。
弾道を見ても、初速が下がっているのがわかる感じだったので、とてもじゃないけどサバゲで使えないライフルが出来上がってしまいました。だって、3,4発撃つと弾がヒョロ弾になるんだ...
そこで初速の減衰を計測してグラフにしたのが以下。
弾は全て G&G 0.2gです。
気温:27度
ストライクアームズさんのバルブスプリング赤(カットして調整)
インナーバレル長:220mm

みるみるうちに初速が下がっているのがわかりますw
状況を改善するためにインナーバレルを短くして再度計測したのが以下。
気温:27度
ストライクアームズさんのバルブスプリング赤(カットして調整)220mmのものをそのまま流用しています。
インナーバレル長:メイプルリーフ 138mm

見事に初速の減衰は抑えられています。
また、マガジンごとの初速のばらつきも顕著だったのですが改善されました。
以下のグラフは2つのマガジンを使って銃身長が220mmの時と138mmの時で
射撃を続けた際の初速の減衰をグラフにしています。
射撃時に初速が計測不能だった部分はデータがないものとして、グラフ上には表示していません。


正直、正しい理由はよくわからないのですが、
・銃身が短い方が圧力差が初速差として表れにくい?
・220mmではバルブスプリングの強さに対して銃身が長い?銃身の長さが抵抗になっていた?
あたりなのかな・・自分のメモとして以上を残しておくことにします。
おまけ

マルイにはまだまだ敵わないようです...
もっと初速のばらつきを抑えたい・・
前回の記事を最後にもう一生このブログを更新することはないんじゃないか思っていました。
が、気が向いたのでぼちぼち更新していこうかなと思います。
実は更新が止まっている間も、エアガンいじりは続けていまして、Twitterをやって、やっぱりやめてみたり、新しい銃を買っては手放してみたりしていました。

月間 AR-15を作るの方は やる気ゼロです。(月間の文字を削除しないと誰かから叱られそう) 照準器やフォアグリップを除きアッパーの部品は全て揃ったので、気が向いたら組み立ててみようかな と思ってます。
さて、VFC M4 のインナーバレル交換の話をしていきます。
VFC M4のマガジンを去年の夏に新型にリプレイスしました。
新型ではマガジンのガスケットの形状変更とガスルートの流路などの見直しがなされています。ガスの圧力の損失が少なくなるように工夫がなされています。
新マガジンでは銃の初速が高くなってしまい、ノズルのバルブスプリングのカットで対応しました。しかし、射撃をするごとに初速が大きく減衰するようになってしまいました。
弾道を見ても、初速が下がっているのがわかる感じだったので、とてもじゃないけどサバゲで使えないライフルが出来上がってしまいました。だって、3,4発撃つと弾がヒョロ弾になるんだ...
そこで初速の減衰を計測してグラフにしたのが以下。
弾は全て G&G 0.2gです。
気温:27度
ストライクアームズさんのバルブスプリング赤(カットして調整)
インナーバレル長:220mm

みるみるうちに初速が下がっているのがわかりますw
状況を改善するためにインナーバレルを短くして再度計測したのが以下。
気温:27度
ストライクアームズさんのバルブスプリング赤(カットして調整)220mmのものをそのまま流用しています。
インナーバレル長:メイプルリーフ 138mm

見事に初速の減衰は抑えられています。
また、マガジンごとの初速のばらつきも顕著だったのですが改善されました。
以下のグラフは2つのマガジンを使って銃身長が220mmの時と138mmの時で
射撃を続けた際の初速の減衰をグラフにしています。
射撃時に初速が計測不能だった部分はデータがないものとして、グラフ上には表示していません。


正直、正しい理由はよくわからないのですが、
・銃身が短い方が圧力差が初速差として表れにくい?
・220mmではバルブスプリングの強さに対して銃身が長い?銃身の長さが抵抗になっていた?
あたりなのかな・・自分のメモとして以上を残しておくことにします。
おまけ

マルイにはまだまだ敵わないようです...
もっと初速のばらつきを抑えたい・・
Posted by がらがし at 09:53│Comments(2)
│VFC M4 GBB
この記事へのコメント
お世話になります。
初速の減衰ですが、おそらくボルト内に入るガス量<インナーバレル長になってたからだと思います。
ガス圧が高い序盤は押し出し切れるガスがあり、冷えてガス圧が下がると弾が出る前にガス欠→弾が出るときに負圧がかかる→弾にブレーキがかかり初速ダウン
なのかなーと
これならインナーバレル短くしたのと初速安定の関係も説明できるかと思います。
ガス圧の安定はガスブロ使ってると永遠の問題ですよね。思うにマルイが安定しているのは気密が取れていない=高すぎる圧を逃がして平均に近い圧になる、からだと思ってます。
また何かあれば是非ともブログにしてください!楽しみにしております!
初速の減衰ですが、おそらくボルト内に入るガス量<インナーバレル長になってたからだと思います。
ガス圧が高い序盤は押し出し切れるガスがあり、冷えてガス圧が下がると弾が出る前にガス欠→弾が出るときに負圧がかかる→弾にブレーキがかかり初速ダウン
なのかなーと
これならインナーバレル短くしたのと初速安定の関係も説明できるかと思います。
ガス圧の安定はガスブロ使ってると永遠の問題ですよね。思うにマルイが安定しているのは気密が取れていない=高すぎる圧を逃がして平均に近い圧になる、からだと思ってます。
また何かあれば是非ともブログにしてください!楽しみにしております!
Posted by じょにー
at 2019年08月14日 18:30

お久しぶりです!じょにーさん!!
>ガス圧が高い序盤は押し出し切れるガスがあり...→弾にブレーキがかかり初速ダウン
なるほどそういった理屈なんですね。ガスブロも奥が深いですね。
ちょっと前にVFC MP7 GBBを購入したんですが、そちらの調整でも
やはり奥が深いと思いました。そのうち記事にします..!
>思うにマルイが安定しているのは気密が取れていない=高すぎる圧を逃がして平均に近い圧になる、からだと思ってます。
読んでなるほど!!と思いました。
私も日ごろからマルイの性能に近づけるべく色々考えていますが、そこまでは考え付きませんでした。
これからもゆる~い頻度でブログ更新していきますね~!
>ガス圧が高い序盤は押し出し切れるガスがあり...→弾にブレーキがかかり初速ダウン
なるほどそういった理屈なんですね。ガスブロも奥が深いですね。
ちょっと前にVFC MP7 GBBを購入したんですが、そちらの調整でも
やはり奥が深いと思いました。そのうち記事にします..!
>思うにマルイが安定しているのは気密が取れていない=高すぎる圧を逃がして平均に近い圧になる、からだと思ってます。
読んでなるほど!!と思いました。
私も日ごろからマルイの性能に近づけるべく色々考えていますが、そこまでは考え付きませんでした。
これからもゆる~い頻度でブログ更新していきますね~!
Posted by がらがし
at 2019年08月15日 21:35
